購入品のコストダウン

材料や部品、消耗品など、買い方次第で大きな「利益」を生み出します

例えば、、、
売上高2億円で購入品が1億円とします。
売上を増やして利益をプラス2,000万円にする、あるいは生産効率を上げて利益をプラス2,000万円を実現することは相当厳しいと思います。
しかし購入品のコストダウン20%つまり2,000万円のコストダウンがが実現すると、利益はプラス2,000万円になります。

購入費を下げるには・・・

サプライヤーに「もう少し安くなりませんか?」とお願いしたら下げて貰った、ということはたまにはあるかも知れませんが、合理的かつ客観的に価格が下がる要因が無ければ、本来は価格は下がりません。
もし、お願いだけで値段が下がったとしたら、それはサプライヤーの利益を圧縮しただけです。ですので、長続きしません。
同じモノを同じ商流で同じ買い方で買っていたのでは価格は下がりません。

なぜコストダウンは実現しないのか?

購入品のコストダウンはそんなに難しいことではないのですが、なぜコストダウンは実現しないのか?
理由はいろいろありますが、一番の原因は購買担当者がコストダウン活動に関わる時間が圧倒的に少ないことです。
購買担当者は購買要求部門の購入依頼を受けて注文書を発行し、納期管理、入荷、現品確認、現場への払い出し・・・これで精一杯の人が多いです。
次に購買要求部門は「何か」が変わることを嫌がります。
購入品の仕様変更、メーカー変更はもちろん、納入業者(商社)、納入時間、梱包、納入ロットが変わることも否定的になる場合があります。

大きな利益を生み出すためには全社で取り組むことが不可欠です。

繰り返しになりますが、購買は買い方次第で大きな利益を生み出します。
購買コストダウンで大きな利益を生み出すためには、購買部門はもちろん、購買要求部門と経営者の理解と協力が不可欠です。

数年前までは円高でしたが、今はとんでもない円安になっています。また、ロシア、ウクライナの問題や低迷する中国経済など企業を取り巻く環境、市場環境も大きく変わっています。
利益を生み出す購買を実現するチャンスでもあります。